代謝生理学｜シラバス情報

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

代謝生理学

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Physiology of Metabolism

授業コード　Class code

9964209

科目番号　Course number

64BIMEB301

教員名

金丸　佳織、中村　由和

Instructor

開講年度学期

2023年度後期

Year/Semester

曜日時限

金曜4限

Class hours

開講学科・専攻　Department

創域理工学部　生命生物科学科

Department of Applied Biological Science, Faculty of Science and Technology

単位数　Course credit

2.0単位

授業の方法　Teaching method

講義

Lecture

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

対面授業/On-site class

概要　Description

脂質、アミノ酸、ヌクレオチドや、それらの代謝によって生じる多くの関連化合物は多様な生理活性を持つ。本講義では、脂質を中心に、各種生体物質の構造、機能、代謝経路を学ぶ。さらに各種代謝経路の乱れと疾患との関連について理解する。

目的　Objectives

人体を構成する物質の基本的な代謝を理解し、その異常により発症する疾患の分子メカニズムと治療法を理解する。

到達目標　Outcomes

・脂質、アミノ酸、ヌクレオチドについて、生体内での役割を化学構造や代謝経路に基づいて説明できる。
・生体内での代謝の調節機構を説明できる。
・各種の代謝異常が引き起こす疾患について、その病態、治療法を説明できる。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

専門基礎能力/専門応用能力

履修上の注意　Course notes prerequisites

特になし

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

小テストの実施　Quiz type test／-

-

準備学習・復習　Preparation and review

各回とも１時間程度復習し、講義内容と講義中に取り組む演習問題が十分に理解できるようにしておくこと。

成績評価方法　Performance grading policy

中間まとめ 30%、到達度評価 50%、授業への参加態度20%で評価します。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

N

書誌情報　Bibliographic information

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MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

ヴォート基礎生化学 (東京化学同人）、ストライヤー生化学 (東京化学同人）、病気がみえる　vol.3　糖尿病・代謝・内分泌　（メディックメディア）、NEW薬理学 (南江堂）

授業計画　Class plan

【1】代謝概論　(担当：中村)
行動目標
・代謝や代謝経路の概観を述べることができる。

【2】脂質代謝（脂肪酸の代謝）　(担当：中村)
行動目標
・脂肪酸の合成、分解機構を説明できる。

【3】脂質代謝（リン脂質、コレステロールの代謝） (担当：中村)
行動目標
・リン脂質やコレステロールの合成、分解機構を説明できる。

【4】脂質代謝（細胞内シグナル伝達に関与する脂質代謝） (担当：中村)
　行動目標
・脂質代謝が細胞内のシグナル伝達を制御する仕組みを説明できる。

【5】脂質代謝（脂質や脂質代謝物の解析法） (担当：中村)
　行動目標
・脂質や脂質代謝物の測定法、分析法を説明できる

【6】脂質代謝（脂質代謝の生理機能） (担当：中村)
　行動目標
・脂質や脂質代謝物の生体内における機能、働きを説明できる。

【7】脂質代謝（脂質代謝異常疾患） (担当：中村)
　行動目標
・脂質代謝異常が引き起こす疾患について説明できる。

【8】前半のまとめ (担当：中村)
行動目標
・脂質の代謝経路やその調節機構、生理機能について自身の言葉で記述、説明できる。

【9】脂質代謝（最新の脂質代謝研究） (担当：金丸)
行動目標
・最新の研究により解明されてきた脂質代謝の重要性を説明できる。

【10】糖代謝　(担当：中村)
行動目標
・生体内での糖代謝経路について説明できる。

【11】糖代謝異常　(担当：中村)
行動目標
・糖尿病とその治療法について説明できる。

【12】アミノ酸代謝　(担当：中村)
行動目標
・アミノ酸の合成、分解機構を説明できる。

【13】ヌクレオチド代謝　(担当：中村)
行動目標
・ヌクレオチドの合成、分解機構を説明できる。

【14】代謝の調節　(担当：中村)
行動目標
・臓器レベル、個体レベルで代謝がどのように制御されているかを説明できる。

【15】到達度評価　(担当：中村)

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

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教育用ソフトウェア　Educational software

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備考　Remarks

特になし