教員名 : 向本 敬洋
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
健康管理学
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Health Care
授業コード Class code
9960379
科目番号 Course number
L2IDHSPc28
教員名
向本 敬洋
Instructor
Takahiro Mukaimoto
開講年度学期
2023年度後期
Year/Semester
2023/Second semester
曜日時限
金曜1限
Class hours
Friday 1st. Period
開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
対面授業/On-site class
概要 Description
本科目は健康に影響を及ぼす様々な生活習慣や環境要因について理解を深めると同時に、日常生活や学校生活で起こる可能性がある疾患や事故、スポーツ現場での外傷・障害について系統的に概説し、実技を交えながら、健康の維持・増進および疾病予防など健康管理に関する方法と応急手当に関する基礎的な知識について学ぶ授業を展開していく。
また、本科目は本学の「教養教育の目標」の「自らを律し、自らの位置づけやキャリア形成を確立するとともに、心身ともに自己を管理する能力」を培うことを目的とした講義の一環である。 目的 Objectives
21世紀の健康課題である生活習慣病、メタボリックシンドロームなどの身体的健康を阻害する因子および精神疾患などの精神的健康を阻害する因子、この両面において日常的な健康管理は重要な予防的役割を果たすものである。理工学系技術者・研究者・教育者として健康で有意義な生活を送り、社会に貢献していくためには、正しい認識のもとに健康管理を実践していくことが肝要である。
また、競技スポーツのパフォーマンス向上や健康増進・体力づくりのための運動・トレーニングを実践していく中で、安全にかつ長い間その運動やスポーツを取り組んで楽しむためには、あらゆる場面で起こりうる傷害やその予防法、そして傷害を負ってしまった際の応急処置を知っておくことも大切である。 本科目では健康に影響を及ぼす様々な生活習慣や環境要因について理解を深めると同時に、自分自身はもちろん、身近な人の健康を維持・増進するための健康管理に関する方法と救急処置法の知識と技術、スポーツ場面で起こりうる傷害の予防法と応急手当に関する知識を習得することを目的とする。 到達目標 Outcomes
1)健康に影響を及ぼす様々な生活習慣や環境要因について理解を深めると同時に、健康を維持・増進するための健康管理に関する方法を習得すること
2)救急処置法の知識と技術、スポーツ場面で起こりうる傷害の予防法と応急手当に関する知識を習得すること 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
MA:基礎学力(諸分野の知識)/基礎学力(横断的俯瞰能力)/研究者倫理 PH:一般教養の習得とコミュニケーション能力および理科教育に関する能力 IS:教養 BS:一般教養学力 AR:基礎教養能力 CA:論理構成力・横断的思考力・課題発見力/教養・倫理観・コミュニケーション力 EE:チーム能力 IE:教養学力 ME:一般教養・基礎学力/問題解決能力 CV:多面的な素養
履修上の注意 Course notes prerequisites
この授業は、履修抽選の対象科目です。掲示や履修上の手引きをよく読み、CLASSでの指示に従って、注意して履修登録してください。初回講義に登録されている履修者の中から抽選を行いますので、履修を希望する場合は、必ず第一回の講義終了時刻までに履修登録を行って下さい。
●抽選で当選した学生 当選した場合、どのような事情があっても後から履修登録を取り消すことはできません。熟慮した上で履修登録するように気をつけてください。 ●抽選で落選した学生 落選した場合、単位認定はできません。必ず自分自身で、履修登録を削除してください。履修登録を削除した後は、他の講義に履修登録をやり直すことができます。ただし、初回で履修抽選の行われた講義には履修登録ができませんので、2回目の授業に必ず出席し、担当の講師に履修可能であるか確認するようにしてください。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/PBL (課題解決型学習) Problem-based learning
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準備学習・復習 Preparation and review
各回の講義内容を十分復習し、健康管理や応急処置について知識・技術を深めておいてください。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価60% レポート*40%
*レポートは、毎回の授業後半に課題を提示し、授業時間内で作成し授業終了後に提出 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
特に指定しない。
授業計画 Class plan
第1回 ガイダンス
シラバスを提示し、本科目の内容を紹介する。 第2回 生活習慣病概論(1) 日本国民の健康状態と生活習慣病の原因・主な症状を知る。 第3回 生活習慣病概論(2) 生活習慣病・メタボリックシンドロームの予防と改善の方策、感染症対策 第4回 生活習慣病概論(3) 加齢に伴う身体の変化とその予防について学ぶ。 第5回 健康と栄養(1) 必要な栄養素とエネルギー摂取量を知る。 第6回 健康と栄養(2) 健康づくりおよび生活習慣病予防のための食事内容について考える。 第7回 健康と運動 運動処方の重要性とスポーツ科学からみた運動と健康の関連性を学ぶ。 第8回 休養(睡眠)と健康 活発な日常生活を送るための休養と睡眠の重要性を学ぶ。 第9回 発育発達に応じた健康管理 発育発達に対する健康管理や病気の予防法について学ぶ。 第10回 日常生活および運動時における安全管理(1) 救急処置の重要性と心肺蘇生法およびAEDの使用方法、内科的応急処置を学ぶ。 第11回 日常生活および運動時における安全管理(2) スポーツ外傷・障害の基礎知識と予防法について学ぶ。 第12回 日常生活および運動時における安全管理(3) 運動時における応急処置(RICE処置) 第13回 日常生活および運動時における安全管理(4) 運動時における応急処置(テーピング・三角巾) 第14回 到達度評価試験 授業内で試験を行い、到達度を評価する。 第15回 まとめとレポート提出 自分の専門分野と人々の健康管理についてどのように寄与できるか考察する。 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし
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