生物学実験１

Experiments in Biology 1

9960239

鈴木　智順

2023年度前期

火曜4限、火曜5限

創域理工学部（一般教養科目）

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology

1.0単位

実験

Experiment

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対面授業/On-site class

理科の教員免許取得のための教職科目であるので、中学校や高等学校の理科や生物の教育に必要な基礎的な実験を行なう。

生物学を知る上での基本的な実験・観察を行い、机上の学習に加えて、実際の体験と合わせることにより、より深い生物学を理解することを目的としている。

本授業の受講により、下記「授業計画」の各項目について充分な説明ができるようになる。

授業科目である「生物学１」、「生物学２」を履修することが望ましい。

課題に対する作文　Essay／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work／実験　Experiments

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各回の授業の前に実験項目について必ず予習し、ノートにまとめること（毎回１時間程度）。
各回の授業後は実験結果についての考察をノートにまとめ、復習を必ず行うこと（毎回２時間程度）。

実験に対する積極的な態度、実験ノートおよびレポート

単位取得のためには、全ての回の出席とレポート提出が必要である。レポートは指定された内容に従い、実習内容を理解していることがわかるものでなくてはならない。万一、レポートの剽窃が認められた場合には、不合格「D」とする。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

「生物の実験法１：顕微鏡を主とした実験」 宇津木和夫、他編（培風館）
「生物の実験法2：動植物の解剖」 宇津木和夫、他編（培風館）
資料を配付します。

1　ガイダンス
班分け、実習の受け方、実験ノートおよびレポートの書き方

2　春の自然公園の観察（１）
春の本学自然公園における樹木や草花、動物（鳥、昆虫）の観察

3　春の自然公園の観察（２）
図鑑やパソコンソフトを用いて観察した動植物の同定

4　顕微鏡の使い方
顕微鏡の原理・使い方、接眼ミクロメーターの測定

5　プランクトンの観察
池のプランクトンを採集し、顕微鏡観察

6　植物の構造（１）
花の内部構造を顕微鏡観察

7　植物の構造（２）
葉および茎の内部構造を顕微鏡観察

8　細胞内含有物
細胞内のタンパク質、脂質、炭水化物などを染色し、顕微鏡観察

9　動物の構造（１）
魚類を解剖し、内臓、脳を観察

10　動物の構造（２）
軟体動物を解剖し、内臓を観察

11　酵母の発酵
酵母の発酵作用を測定し、パソコンソフトを用いてグラフを作成

12　微生物の培養（１）
培地の作成とオートクレーブによる滅菌、無菌操作法

13　微生物の培養（２）
無菌操作により細菌・真菌を植菌し、培養

14　微生物の培養（３）
細菌・真菌の形態や運動を顕微鏡観察

15　総合討論
本実験のまとめ、器具類の洗浄、点検

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４月の開講前に、ガイダンスの掲示が４号館１階、「生物実験室」前の掲示板にあるので、注意のこと。
授業出席の際の持参品： 白衣，スリッパ，筆記用具，Ａ４判ノート，名札