![]() 教員名 : 小泉 裕孝
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
電気工学実験2 A組
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Electrical Engineering Lab 2 A組
授業コード Class code
9943537
科目番号 Course number
43ZZEXP301
教員名
北村 正司、山口 順之、山野井 佑介、小泉 裕孝
Instructor
Hirotaka Koizumi/Masashi Kitamura/Nobuyuki Yamaguchi/Yusuke Yamanoi
開講年度学期
2023年度前期
Year/Semester
2023/1st
曜日時限
金曜2限、金曜3限、金曜4限
Class hours
Friday/2nd-4th
開講学科・専攻 Department
工学部 電気工学科
Department of Electrical Engineering, Faculty of Engineering 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
実験
Experiment 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
ブレンド型授業/Blended format
概要 Description
電気工学実験1につづいて、電気工学分野に共通な知識、技術を習得すると共に、各専門分野の知識を実験、レポート作成、ディスカッションの過程を通じ深化させる。実験内容と授業科目との関連を理解すると共に、卒業研究に備えた学問探求の方法を習得する。
目的 Objectives
LETUSに掲示されている各実験毎の目的を参照すること。
到達目標 Outcomes
各回の実験テーマの内容を理解し、自ら積極的に実験を遂行できる。実験結果を正しい形式で整理できる。実験結果に理論的な考察を与えることができる。適切な参考文献を探すことができる。実験により得られた知見を正しく伝えることができる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
基礎学力/問題発見・解決能力
履修上の注意 Course notes prerequisites
『2023年度の実施方法については,随時LETUSに掲示する。実験の前後に必ず確認すること。』
実験科目が履修済みでないと卒業研究を行なうことができないので注意すること。レポート提出の遅れや未提出は減点の対象である。ディスカッションは実験の一部として実施される。時間,場所,方法が週によって異なる為,各自で確認し,遅刻せずに必ず参加すること。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/反転授業 Flipped classroom
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準備学習・復習 Preparation and review
実験の前にテキストを読み、実験内容を理解しておくこと。実験項目によって、事前にビデオ教材の視聴やソフトウェアの準備を義務づけている。レポートは、結果だけでなく関連した理論をよく理解した上で、検討や考察を書くことが必要である。実験翌週のディスカッションには、提出済みのレポートを用意すること。
成績評価方法 Performance grading policy
実験方法の予習状況、実験への取り組み姿勢、提出されたレポートおよびディスカッション時の質疑応答で100%の評価を行う。遅刻,不参加,レポートの未提出等は減点となる。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
各テーマのテキスト(LETUS配信)に記載。
授業計画 Class plan
1. 実験ガイダンス 実験の進め方、実験に当たっての心構え、各項目の一般的注意事項、レポートの提出要領を説明する。
2. 温度制御の実験 コンピュータを利用して温度を制御するためのフィードバック系を構成し、制御方式および制御要素などを理解する。 3. 電力系統の実験 三相同期発電機の無負荷試験、短絡試験、負荷試験を行い、基本的な特性について理解した後、V曲線計算、電力系統の静的な特性シミュレーション、短絡事故時の動的実験、安定化向上対策の実験を行う。 4. 二足歩行ロボットの制御 歩行ロボットを実現するために、歩行ロボットの基本的な構造と歩行の基礎、ロボットとコンピュータの通信方法、コンピュータによる制御方法を習得する。 5. 回転機(直流機、誘導機)の実験 直流発電機、直流電動機、誘導電動機の取扱い方、特性、構造について理解を深めるための実験を行う。 6. アナログ変復調の実験 周波数変調回路および復調回路の動作原理を実験により調べ、振幅変調方式と比較検討する。 7. ディジタル伝送の実験 64kbpsのPCM実験系によって、PCM方式の構成、機能、動作特性とその評価法などを学ぶ。 8. リアルタイム映像処理の実験 基本的な映像処理やそれらを用いた簡単なパターン認識の方式について学習する。また、実際にLinuxコンピュータを用いてリアルタイムで映像処理を行う環境を構築し、C言語によるプログラミングを行い、その動作を評価する。 9. コンピュータネットワークの実験 各種オペレーティングシステムを用いて各種設定およびその確認実験、伝送実験を行い、コンピュータネットワークの基礎を理解する。 10. 光ファイバ伝送の実験 インターネットには最先端の光ファイバ伝送技術が導入されつつあり、これを支える光技術も近年大きく進歩している。本実験では、これらの光技術をデバイス面から理解するために各種の特性測定、伝送実験などを行う。(今年度は項目13と合わせて実施) 11. マイクロプロセッサの実験 パーソナルコンピュータのCPUであるマイクロプロセッサのアーキテクチャを理解するために、機械語でプログラミングを行い、その動作を確認する。 12. イメージセンサの実験 イメージセンサは、ディジタルカメラや携帯電話で利用される光電変換デバイスであり、主にCCDとCMOSの2つの技術を用いて製造されている。本実験は、CMOS方式のイメージセンサLSIの評価を行うことで撮像の仕組みを理解することを目的としている。実験に用いるチップは本実験テーマ専用にLSI設計を行い製造したものである。 13. 光増幅器の特性とレーザ発振の観測実験 発光ダイオードや半導体レーザの発色特性を測定し、コヒーレントな光についての理解を深める。 14. PLLの実験 通信系で利用されるPLL回路の基本回路構成を理解し、各部の特性が全体の特性にどのような影響を与えるかを実験により確かめる。 15. アナログおよびディジタルフィルタの実験 OPアンプを利用する様々なアナログフィルタを設計し、インパルス応答と周波数特性を調査する。同様の特性を得るディジタルフィルタも設計し、折り返しによる周波数特性の違いを理解する。 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
MATLAB/Simulink
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備考 Remarks
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