構造力学及び同演習｜シラバス情報

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

構造力学及び同演習

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Structural Mechanics and Exercise

授業コード　Class code

994142H

科目番号　Course number

41SMSTE203

教員名

陳　引力、加藤　雅樹

Instructor

Masaki Kato

開講年度学期

2023年度前期

Year/Semester

2023 First Semester

曜日時限

火曜2限、水曜5限

Class hours

Tuesday, 2nd Period
Wednesday, 5nd Period

開講学科・専攻　Department

工学部　建築学科

Department of Architecture, Faculty of Engineering

単位数　Course credit

2.0単位

授業の方法　Teaching method

講義/演習

Lecture/Seminar

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

対面授業/On-site class

概要　Description

建物の応力を計算する方法を学び，その方法を用いて手計算を行う。応力計算の略算法と精算法についても学ぶ。

目的　Objectives

建物の応力を計算する方法を学び，その方法を用いて手計算を行い，荷重が加わった時の建物の応力性状について理解する。また，応力計算の略算法と精算法についても学び，構造解析のスキルを身につける。

到達目標　Outcomes

本科目は、建築士に必要な基礎知識を身につけることでキャリア形成に役立つものである。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

専門学力・知識/実践力・プレゼン力

履修上の注意　Course notes prerequisites

この科目を履修するにあたり，「力学基礎」と「材料力学」の内容を理解しておく必要がある。

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

-

準備学習・復習　Preparation and review

毎回，予習または復習用の小課題を出す。
小課題に対するレポートは提出する。

成績評価方法　Performance grading policy

評価のウェイトは，期末試験90%・レポート10%とする。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

-

書誌情報　Bibliographic information

-

MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

なし

授業計画　Class plan

1. 不静定架構
架構の不静定次数を判断する式と不静定架構の応力を求める方法の考え方を学ぶ。
2. たわみ角法の基本式
部材（柱や梁）の材端における曲げモーメントと
　　たわみ角の関係式（たわみ角法の基本式）を学ぶ。
3. 荷重項と節点方程式
　　部材が荷重を受けたり移動したりした場合のたわみ角法の基本式，
　　及び部材が接合する部分でのモーメントの釣り合い（節点方程式）について学ぶ。
4. 層方程式とたわみ角法の応力計算
架構のせん断力の釣り合い（層方程式）と，たわみ角法を用いた応力計算の手順を学ぶ。
5. 鉛直荷重を受ける架構の応力の基本性状
たわみ角法を用いた応力計算から，1層の架構が鉛直荷重を受けた場合に架構に
　　生じる応力について理解する。
6. 水平荷重を受ける架構の応力の基本性状
たわみ角法を用いた応力計算から，1層の架構が水平加重を受けた場合に架構に
生じる応力について理解する。
7. 固定法
　　架構の応力を近似的に求める方法（固定法）の原理を学ぶ。
8. 鉛直荷重を受ける１層の門型架構の応力計算
　　固定法を用いて鉛直荷重を受ける１層の門型架構の応力計算を行い，固定法について理解する。
9. 節点移動がある場合の固定法
節点移動がある場合の固定法について学ぶ。
10. 水平荷重を受ける１層の門型架構の応力計算
固定法を用いて水平荷重を受ける１層の門型架構の応力計算を行い，
節点移動がある場合の固定法について理解する。
11. 鉛直荷重を受ける多層門型架構の応力性状
固定法を用いて応力計算を行い，鉛直荷重を受ける多層門型架構の応力性状について理解する。
12. 水平荷重を受ける多層門型架構の応力性状
固定法を用いて応力計算を行い，水平荷重を受ける多層門型架構の応力性状について理解する。
13. 構造設計(1)
　ここまでに学習した構造力学の知識を用いて構造設計を行う。
14. 構造設計(2)
　　前回同様、構造設計を行い、理解度の定着を図る。
15. まとめ

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

-

教育用ソフトウェア　Educational software

-

備考　Remarks