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教員名 : 小菅 健
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
建築生産
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Building Production
授業コード Class code
994123X
科目番号 Course number
41PDBUC302
教員名
熊谷 亮平、小菅 健
Instructor
開講年度学期
2023年度後期
Year/Semester
曜日時限
火曜4限
Class hours
開講学科・専攻 Department
工学部 建築学科
Department of Architecture, Faculty of Engineering 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
ブレンド型授業(半数回以上を対面実施)Blended format(with 50%-or-more on-site classes)
概要 Description
・近年、建築プロジェクトの複雑化、透明性・説明性に対する社会的ニーズの高まり、技能労働者の高齢化や労働時間の上限規制等により、建設産業は大きな変化の局面を迎えている。
・これに伴い、建築関係者に求められる期待役割や対応範囲も急速に変化しており、設計・施工といった従来の専門性に限定しない知識と、横断的なPM(プロジェクト・マネジメント)能力が必要とされてきている。 ・上記の背景から、本講義では主に下記の内容を取り扱い、建設産業及び建築プロジェクトに対する視野の拡大、視座の向上を目指す。 1.建設産業を取り巻く社会環境変化 2.契約方式・発注方式の多様化 3.事業企画〜運用に至る建築プロジェクト全体の推進プロセスとマネジメント 4.建築周辺領域への職能の拡大 目的 Objectives
・建築プロジェクトを設計から施工までの限られた枠で捉えるのではなく、事業企画から運用までの幅広い枠で理解する。
・サプライヤー(設計者・施工者等)の視点に留まらず、発注者やステークホルダー(利害関係者)の視点を理解し、建築プロジェクトを事業や資産として捉える感覚を掴む。 到達目標 Outcomes
・授業を通じて建設産業の変化と全容を理解し、自分の言葉で、将来の建設産業と建築プロジェクトのあるべき姿を多様な視点から論じることができるようになる。
・建築周辺領域の新たなニーズやビジネスを知り、将来キャリアの選択肢を広げる。 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
専門学力・知識
履修上の注意 Course notes prerequisites
授業は基本的に講師の準備する資料を教室のスクリーンまたはZoom画面に投影して行います。
各回授業の前日までに講義資料のPDFをLETUSに公開しますので、必要に応じて、各自で出力・持参、またはタブレット・PC等の端末から閲覧して下さい。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/グループワーク Group work
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準備学習・復習 Preparation and review
各回の講義は繋がりがあります。講義資料をベースに復習をして、次回の授業に臨んで下さい。
特にこの授業では、建築用語以外にも法律・財務等に関する幅広い用語が登場しますが、自身の教養を高める意味でも、授業内で十分に理解ができなかった用語は自分で調べ、理解を高めて次の授業に臨んで下さい。 成績評価方法 Performance grading policy
・講義やワークショップにおける積極的・協調的態度 : 30%
−授業で実施するクイズやワークショップ、およびLETUSにおける授業感想や質問投稿への積極的・能動的な参加 ※授業への質問はLETUSで随時受け付け、翌授業で回答・解説します。 ・知識の修得度、および考える力・伝える力の評価 : 70%−各講義テーマ毎に行う小課題や小レポートの評価 (40%) −最終レポート課題における到達度評価 (30%) ※課題の模範解答や、解答に必要な視点は、各課題実施後に授業内で解説します。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
授業は基本的に当該授業のために用意している講義資料にて行いますが(LETUSに随時公開)、以下を参考書として推奨します。
【1】『現代の建築プロジェクト・マネジメント 複雑化する課題を読み解く』 著:志手一哉・小菅健、彰国社、2022年、ISBN:9784395321803 【2】『CMガイドブック 第3版』 著:一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会、水曜社、2018年、ISBN:9784880654379 授業計画 Class plan
【Chapter 1】 建築生産のフレームを理解する
1. 建築生産概論 ・ガイダンス 本講義の全体像を説明する。 ・日本の建設業および建設市場のマクロな姿を把握する。 2. 発注方式(1) 3. 発注方式(2) ・発注形態/選定方式/精算方式/事業運営方式について類型的に学ぶ。 ・各方式の用語を理解し、また発生の経緯や特徴等、基本的な事項を学ぶ。 ・発注者の仮想ニーズに基づいた発注方式の提案演習を行う。 4.建設業の変遷と 諸外国との比較 ・日本の建設業の歴史的変遷と、特異性などを理解する。 ・欧米における伝統的な建築生産方式と比較し、日本の建設産業の特異性を理解する。 【Chapter 2】 建築プロジェクトのプロセスを理解する 5. 建築生産プロセス概論(1) 6. 建築生産プロセス概論(2) 7. 建築生産プロセス概論(3) ・事業立案〜基本計画〜設計〜施工〜維持管理に至る建設プロジェクトの一連の流れを学ぶ。 ・各フェーズにおける、発注者を含む必要なタスクの概要とキーワードを学び、課題を発見する。 ・建築プロジェクトの領域の広がりと他分野との繋がりを、多角的な視点から理解する。 8. 工程計画の基礎とEVM ・工程計画の基本的な考え方(CPM)を学び、演習を行う。 ・コストとスケジュールを一体的に管理するPM手法(EVM)を学び、演習を行う。 9. リスク管理概論 ・リスク管理の基本的な考え方や、BCP等のキーワード、建築関連の保険等を学ぶ。 ・実際の建築プロジェクトで発生する品質リスクについて事例学習する。 【Chapter 3】 建築プロジェクトの領域の拡大を理解する 以下の講義では、【Chapter 1】 【Chapter 2】から見えてくる課題を解決するために、昨今急速に拡大する建築周辺のマネジメントおよびコンサルティング領域、また建築生産手法について概要を学ぶ。 各領域について各々の専門家を講師に招き、講義と意見交換を行う(第10〜14回の内容や順番は、各講師と調整のうえ入れ替える場合があります)。 10. 建築周辺領域(PM/CM/FM) 11. 建築周辺領域(BIM/コンピュテーショナル・デザイン) 12. 建築周辺領域(ワークプレイス・コンサルティング) 13. 建築周辺領域(ITコンサルティング) 14. 建築周辺領域(建物診断・評価) 15. 授業のまとめ ・本講義で学んだ知識のおさらいと、受領した質疑等への説明や補足を行う。 ・最終レポート課題は第13回または第14回の授業で提示し、第15回の授業までに提出。 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
・総合建設会社にてPM(プロジェクト・マネジメント)・CM(コンストラクション・マネジメント)業務に18 年間従事する実務経験を踏まえて講義を行う。
・また第11〜14回で登壇するゲスト講師についても、同様に各専門分野の実務者であり、基本知識に実務的なトピックを交えて講義を行う。 教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
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