生化学１｜シラバス情報

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

生化学１

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Biochemistry 1

授業コード　Class code

9916A18

科目番号　Course number

16CHBCH201

教員名

鳥越　秀峰

Instructor

Hidetaka Torigoe

開講年度学期

2023年度前期

Year/Semester

2023 First Semester

曜日時限

水曜1限

Class hours

Wednesday 1st Period

開講学科・専攻　Department

理学部第一部　応用化学科

Department of Applied Chemistry, Faculty of Science Division Ⅰ

単位数　Course credit

2.0単位

授業の方法　Teaching method

講義

Lecture

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

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授業の主な実施形態　Main class format

対面授業

概要　Description

生体分子同士が相互作用して生命現象を営む上で、タンパク質は最も重要な生体分子である。本講義では、タンパク質の構造と機能の生物化学的知見を理解し、説明できるようにする。

目的　Objectives

本講義では、タンパク質の構造と機能の生物化学的知見を理解し、自由自在に取り扱えるようにする。

到達目標　Outcomes

アミノ酸の構造と性質、ペプチド結合、タンパク質の階層的構造、タンパク質の安定性、折り畳み、変性、タンパク質の精製、電気泳動、分光分析、タンパク質の配列決定、タンパク質の高次構造解析、代表的なタンパク質の構造機能相関、酵素の命名法・分類、酵素活性、　酵素の一般的性質、酵素反応の熱力学、酵素反応の速度論、酵素の阻害剤を理解し、説明できるようにする。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

専門知識

履修上の注意　Course notes prerequisites

タンパク質と遺伝子は生物化学の最も重要な両輪である。本講義を履修する者は、2年次後期に開講する、遺伝子の生物化学的知見を講義する「生化学２」も同時に履修すること。また、3年次の特別応用化学実験の生物化学コースの履修を希望する者は、本科目の単位あるいは「生化学２」の単位を取得しておくことが必要条件となる。

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

課題に対する作文　Essay

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準備学習・復習　Preparation and review

学部１•２年生の時に学んだ生物学など関連科目の基礎知識を事前に十分に復習しておくこと。講義ノートを見直すとともに、関連する生物化学の教科書を学習すること。

成績評価方法　Performance grading policy

定期テストの成績等で評価する。欠席や遅刻により減点を行なう。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

Y

書誌情報　Bibliographic information

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MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

1)生化学キーノート　B. D. Hames, N. M. Hooper著　田之倉・村松・阿久津訳　(シュプリンガー・フェアラーク東京)、2)ハーパー・生化学　原書25版　R. K. Murray, D. K. Granner, P. A. Mayes, V. W. Rodwell著　上代監訳　(丸善)、3)ヴォート生化学　第２版　D. Voet, J. G. Voet著　田宮・村松・八木・吉田訳　(東京化学同人)、4)ストライヤー生化学　第４版　L. Stryer著　入村・岡山・清水監訳　(東京化学同人)、5）リッター生化学　PECK RITTER著　須藤・山本・有坂訳　(東京化学同人)

授業計画　Class plan

1 　　タンパク質　　アミノ酸の構造と性質を学習する。

2 　　　　ペプチド結合、タンパク質の階層的構造を学習する。

3 　　　　タンパク質の安定性、折り畳み、変性を学習する。

4 　　　　タンパク質の精製、電気泳動、分光分析を学習する。

5 　　　　タンパク質の配列決定を学習する。

6 　　　　タンパク質の高次構造解析を学習する。

7 　　　　代表的なタンパク質の構造機能相関（１）
　　　　ミオグロビン・ヘモグロビンの構造機能相関を学習する。

8 　　　　代表的なタンパク質の構造機能相関（２）
　　　　コラーゲン・免疫グロブリンの構造機能相関を学習する。

9 　　酵素　　酵素の命名法・分類、酵素活性を学習する。

10　　　　酵素の一般的性質を学習する。

11　　　　酵素反応の熱力学を学習する。

12　　　　酵素反応の速度論を学習する。

13　　　　酵素の阻害剤を学習する。

14　　　　酵素活性の調節、アイソザイム、酵素前駆体、多酵素系を学習する。

15　　タンパク質と酵素に関して全般的に復習する。

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

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教育用ソフトウェア　Educational software

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備考　Remarks