シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
プログラミングA
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Programming A
授業コード Class code
991515F
科目番号 Course number
15MAISS201

教員名
奥川 亮、荒木 修
Instructor
Osamu Araki

開講年度学期
2023年度前期
Year/Semester
2023 First Semester
曜日時限
金曜4限、金曜5限
Class hours
Friday 4nd and 5th Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科

Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
実習

On-site practical training
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
対面授業 / On-site class

概要 Description
本授業では、情報処理に関する課題に対して、プログラム仕様を設定し、プログラムを設計・作成することによって解決する力を修得することを目的とする。OSはUNIXを、プログラム言語はC言語を用いる。
産業界において優秀な情報処理技術者は不足しており、社会的ニーズは高い。高度なプログラミング技術を身につけた者は、システムの開発および応用展開に必要とされる人材である。IT業界への就職を考えている場合は、この科目を履修することを勧める。
目的 Objectives
本授業では、情報処理に関する課題に対して、プログラム仕様を設定し、プログラムを設計・作成することによって解決する力を修得することを目的とする。OSはUNIXを、プログラム言語はC言語を用いる。本学科のディプロマポリシーの物理学の応用分野についての十分な基礎学力を身に付けることに相当する。
到達目標 Outcomes
プログラミングAでは、C言語の関門と言われるポインターと構造体を理解し、C言語文法について一通り理解し使えるようになることを目指す。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
履修上の注意 Course notes prerequisites
プログラムの設計・作成力をつけるために、毎回のように実習時間中に課題が与えられ、時間内にプログラミングを完成させて提出してもらう。コンピュータ基礎に勉強したC言語の発展版で、難易度は高く集中力も必要である。従って、受講者はプログラミングの勉強に意欲的であることを前提とする。
授業時間中に課題を提出するには、授業開始までにLETUS上の教材を用いて予習を行い、練習問題を解いておくことが望ましい。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/反転授業 Flipped classroom/実習 Practical learning
-

準備学習・復習 Preparation and review
授業内容を習得するには、毎回2〜3時間の復習と予習が必要であろう。LETUSに授業教材をアップするので、予習・復習に役立ててほしい。授業開始前までに予習を行い、練習問題のプログラムを作成することは必要である。この他に、C言語のプログラミングの本を読んだり、掲載されたプログラム例を自分で作成したり加工して勉強することを勧める。
成績評価方法 Performance grading policy
実習課題(10回程度):ほぼ毎回講義中に課題のプログラム等を提出 60%
中間評価  20%
期末評価  20%
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

参考書・その他資料 Reference and other materials
C言語プログラミングに関する参考書は、多数出版されている。講義中に数冊紹介するのでそれを参考にして、自分に合ったものを1冊購入して活用するのが望ましい。また、講義・実習中にプログラミングに関する適切なウェブサイトを参照してもよい。

授業計画 Class plan
1  講義概要 プログラミング環境の構築,変数の型、算術演算、標準入出力、条件分岐などの基本知識を復習する。
2  C言語(1) 条件分岐、繰り返し処理を理解し、forやwhileを使ってプログラミングできるようになる。
3  C言語(2) 繰り返し処理、配列を理解しプログラミングできるようになる。
4  C言語(3) 繰り返し処理、配列、ファイル入出力を理解しプログラミングできるようになる。
5  C言語(4) 文字・文字列を使ってプログラミングできるようになる。
6  C言語(5) 文字列を操作するプログラミングができるようになる。
7  C言語(6) 関数呼出し、変数のスコープを理解しプログラミングできるようになる。
8  C言語(7) 中間評価
9  C言語(8) ポインターを理解し、それを使ってプログラミングできるようになる。
10 C言語(9) ポインターを用いる関数を使ってプログラミングできるようになる。
11 C言語(10) 構造体を理解しプログラミングできるようになる。
12 C言語(11) リスト構造・動的なメモリの確保を理解しプログラミングできるようになる。
13 C言語(12) 静的変数、乱数、時刻に関するプログラミングができるようになる。
14 C言語(13) 最終課題の完成に向けて、プログラミング能力を高める。
15 前期のまとめ 到達度評価

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
荒木:会社員(情報・AI関係)の勤務実績を活かし、プログラミング技法の講義を行う
教育用ソフトウェア Educational software
-
CentOS

備考 Remarks