卒業研究（理一Ｂ科山本）

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

卒業研究（理一Ｂ科山本）

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Research Work （理一Ｂ科山本）

授業コード　Class code

9912816

科目番号　Course number

12UGRES401

教員名

松原　愛帆、山本　貴博

Instructor

Takahiro Yamamoto, Manaho Matsubara

開講年度学期

2023年度前期、2023年度後期

Year/Semester

曜日時限

集中講義

Class hours

開講学科・専攻　Department

理学部第一部　物理学科

Department of Physics, Faculty of Science Division Ⅰ

単位数　Course credit

6.0単位

授業の方法　Teaching method

卒研

Graduation research

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

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授業の主な実施形態　Main class format

対面授業/On-site format

概要　Description

3年生までに学んできた専門コア科目（量子力学、統計力学、物性論、計算物理学など）を復習しながら、物性物理分野のトピックスの研究の一端に触れることで、既知の知識を習得する勉強と未知の領域を開拓する研究の両方をバランス良く経験する。

目的　Objectives

3年次までの受動的な授業とは対照的に、文献調査、議論、プログラミング、プレゼンテーション、卒業論文執筆などの主体的学習を実践する。本学科のカリキュラムポリシー8. 「4年次では主に「卒業研究」によって実践的な研究を行い、・・・」に該当する科目である。本学科のディプロマポリシー3.に定める「物理現象の奥にある普遍性と本質に迫る考え方、・・・」と4.に定める「修得した専門知識や教養をもとに・・・」を身につける科目である。

到達目標　Outcomes

1. 卒業研究前期では、後期に具体的なテーマ研究を進めるために必要な専門書を読むことで、必要な基礎物理を習得する。
２．ゼミでに使うスライドを準備することで適切なプレゼンテーション方法を身に着けることができる。
３．後期のテーマ研究では、英語で書かれたの専門論文を読むことで、英文の読解力を身に付けることができる。
４．研究進捗報告することによって、議論する力、報告する方法を身に付けることができる。
５．卒業研究成果を、口頭とポスターによって、分野外の人に説明することで、発表方法を身に付けることができる。
６．卒業論文を執筆することにより、基礎項目の理解力、表現力・文章力を身に付けることができる。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

問題発見、解決能力

履修上の注意　Course notes prerequisites

指導教員と相談しながら自ら問題を設定し、自らの知識に加えて、文献調査などによる情報収集ならびに他者とのディスカッションを通して問題解決してゆく姿勢をとるように心がける。

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

課題に対する作文　Essay／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work／プレゼンテーション　Presentation／反転授業　Flipped classroom

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準備学習・復習　Preparation and review

前期の輪講では、該当箇所を必ず予習して参加すること。

成績評価方法　Performance grading policy

前期は基礎文献（専門書、論文）の輪講・発表に対し、成績評価を行う。（配点率30〜40%）
後期は個別研究への取り組み姿勢、定期的に行う研究発表、卒研発表会、卒業論文（配点率60〜70%）で総合評価（100%）する。
[フィードバックの方法]
進捗報告、中間発表、最終発表の後に講評と助言を行う。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

N

書誌情報　Bibliographic information

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MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

各自のテーマに沿った専門書と論文が該当する。共通の参考書はない。

授業計画　Class plan

「研究内容」物性物理学、物質科学、その他関連分野のテーマを設定して、理論的・計算科学的・データサイエンス的手法を駆使して研究を推進する。

「研究課題」
・高効率な熱電変換材料の開発ならびに新奇な熱電現象の研究
・様々な物質表面での水の得意なミクロ構造と物性に関する研究
・ナノカーボン物質の電気伝導特性に関する研究
その他については、https://www.rs.tus.ac.jp/takahiro/ で確認できる。

「授業計画」
4月から8月
週に2回のゼミを行う。１回は電子物性論の専門書の全体輪講。もう1回は卒研生と大学院生合同の研究活動報告ミーティング。

9月から翌年2月
各自（1-2名）が個別研究テーマを担当し、週1回の割合でグループミーティングを持ち、研究報告で進捗確認しながら進めてゆく。12月中旬に中間報告会を行う。卒業論文と卒研発表会に向け指導教員と打ち合わせを重ね、最終目標を固める。

翌年2月から3月
2月中旬に卒研究発表会、3月上旬に卒業論文提出、それぞれに向けた準備を行い、指導教員は最終成績評価を行う。

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

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教育用ソフトウェア　Educational software

Discovery Studio, Materials Studio

卒業研究テーマによって異なるが、Quantum-ATK, Materials Studio, SCIGRESSなどの商用ソフトを利用する。卒研テーマが確定した段階で、利用するソフトウェアの使用方法を指導する。

備考　Remarks

シラバス情報